なぜGhostなのか
このサイトは、いわゆるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を利用して作られている。
いま世の中でもっとも使われているオープンソースのCMSはWordPressだ。私も以前会社のホームページや、簡易ECサイトを構築して使っていた。とにかく手間を掛けずにそれっぽいサイトを作るなら間違いない。しかし、今回はWordPressは採用せず、同じくオープンソースのGhost.orgを活用することに決めた。
なぜか。消極的な理由としては、PHPを見たくなかったからだ。いや、決してPHPが嫌いなわけではないし、書けないわけでもないのだけど、同じタイミングで複数の言語をできるだけ触りたくないのだ。いま、すでに進行中のプロジェクトでは、JavaScript(Express、Svelte)とPythonを使っている。ただでさえ、ちょいちょい調べながら実装するのだけで混乱しているのに、これ以上なんてやっていられない、というのが正直な気持ちだ。
また、将来的にAPI的に使えるかも、という打算もあった。少なくとも、Node.jsベースで作られているのならば(たしかkoaベースだった気がするが違うかもしれない)、どうとでも改修が可能だし。そして、せっかくだからまだ使ったことがないオープンソースのもので、ある程度CMSとしてこなれているだろうもの、ということで白羽の矢が立ったのがGhost.orgなのであった。
運用の負荷も少ないと思うので、少しずつ理解をしていきたいと思う。